史跡めぐりクラブの令和元年度活動


  第51回 大名屋敷跡史跡めぐり(19名参加)

2019年12月6日(金)

 

 8時52分浦和駅を出発、池袋で有楽町線に乗換、桜田門駅到着。桜田門からガイドの方のご案内で約2時間、2班に分かれてお濠横の内堀通から国会前庭(井伊掃部頭屋敷跡)内の「桜の井」、日本水準原点標庫(日本の標高の基準点)、憲政記念館を見学。きれいに色づいた銀杏並木を見ながら国会図書館前を通って赤坂見附跡、旧李王家邸と史跡を周りました。

 桜田門前の赤レンガの法務省の建物など官公庁の多くがもとは上杉家や多くの松平家などの屋敷跡に建てられたようです。尚、赤坂見附付近、現在大きなホテルが建っているところは紀州家、尾張家、井伊家の大きな屋敷があったことから紀尾井町となったとの事です。

 昼食後は日枝神社に参拝して解散となりました。ご参加の皆様お疲れさまでした。


  第50回 佐倉史跡めぐり(22名参加)

2019年9月27日(金)

 

 8時頃浦和駅を出発、日暮里駅から京成本線の快速に乗換、約1時間で京成佐倉駅到着。京成佐倉駅からは観光ボランティアガイド(佐倉一里塚)の方のご案内で約2時間、坂を上り台地に築かれた城下町を周りました。

 街のところどころには蔵が残り往時の面影を残していました。武家屋敷は3軒が保存されており、石高の違いにより壁や天井、畳、部屋数、広さなどの造りに差があり、解説を聞きながら興味深く見学することが出来ました。武士も転勤があり、引っ越しの時には、箪笥などは残していくが、竈だけは重く大きいのに持って行ったということを聞き驚きました。他に おはやし館、竹林の中を行くひよどり坂、佐倉養生所跡の碑、麻賀多神社なども周り、最後に千葉と言えば落花生が名産なので、老舗の落花生専門店で土産を買って帰りました。ご参加の皆様お疲れさまでした。


  第49回 関宿史跡めぐり(9名参加)

2019年5月10日(金)

 

 東武アーバンパークライン(野田線)の川間駅で下車、バスに乗換えて約30分ほどで関宿中学校入口バス停に到着。関宿は江戸川と利根川に挟まれた細長い地域です。案内は野田ガイドの会の方にお願いした。

 先ず行ったのは実相寺、古河公方が関宿を治めたときに茨城から来たお寺との事。終戦時の内閣総理大臣 鈴木貫太郎の墓がある。次の宗英寺は徳川時代の初代藩主松平康元の墓の他に4代古河公方・足利晴氏の墓、関宿藩士の治水家でもあった船橋隋庵の墓もある。鈴木貫太郎記念館ではタカ夫人が二・二六事件の時に鈴木貫太郎が撃たれた時の様子を生々しく語るDVDを見る事が出来た。この辺りは鈴木貫太郎が奨励した酪農牧場が何軒かあるとの事。久しぶりに乳牛の姿を間近で見る事が出来た。江戸川の堤防脇にある関宿城址行き、説明を聞く。城は江戸城の冨士見櫓似た天守閣だったとの事。残っていないのは残念。

 お昼は関宿城博物館脇の休憩場で持参した弁当を食べた。食後、関宿城博物館内を学芸員の方の案内で見学した。帰りはここから川間駅までバスで戻った。ご参加皆様お疲れ様でした。